暫くの間、さぼっていたら....、

今年の垂れ桜Blogの更新をさぼり続けていたら、街角の枝垂れ桜が満開の季節になりました。
今年も街行く人の目を楽しませてくれています。

燕子花が実にお見事でした..

2015.05.06 根津美術館の燕子花この連休中、出張で東京に出掛けた折り、根津美術館にも立ち寄りました。

<尾形光琳300年忌記念特別展...、燕子花と紅白梅>
国宝の"燕子花図屏風"と"紅白梅図屏風"が並んで、展示されているんですね。
圧巻です。

この根津美術館のお庭にも、リアルな燕子花が満開状態でした。

午前中に出掛けたので、陽光がためなのか、とても瑞々しい色の燕子花をみることが出来ました。

こちらにも画像を掲載しています。

今年も桜の季節になりました

垂れ桜お店の近くの垂れ桜が、ほぼ満開..、毎年、一足早く、楽しませてくれます。

高層ビルの多い街の中でも、大きな交差点の角に植えてあるため、窮屈な感じもなく見事に咲いています。

もう紫陽花が咲く季節のようです..

紫陽花5月も終わりです..。
気が付くと、紫陽花の咲く時季になっていたんですね。

仕事柄..、着物の歳時記などには、何かと講釈が多いみたいなんですが、実際の季節を肌で感じることは上手くはありません。
むしろ、随分と下手だと思います。

毎日..、昨日も、今日もよく似た一日を過ごしていると、目の前にあるものを見たり、感じたりすることだけに終始している様なのです。

時間の中で暮らしているにもかかわらず、暦(こよみ)を忘れているみたいで季節の移ろいに気が付かないんですね。

今朝、通り掛かりに見付けたんです。
手入れも行き届いていない街角に咲いていた紫陽花なんですが、街の中でつくられた"色"とはまるで別世界の"色"..、自然の色彩りを楽しませてくれていました。

街角の桜..、相変わらず"お見事"です。

街角の桜お店のご近所に咲いている桜..

車と人通りがつくる街の喧噪の中に咲いているんですが..、それでも桜花爛漫って感じの咲きっぷりです。

お見事..。

久しぶりに見掛けました... 

00.jpgある軒先の陰におかれた瓶の中のメダカと布袋葵です。
偶然、見掛けました。

繁華街では、38度を超えような記録的に暑い一日だったんですが、瓶の中のメダカは、気持ち良さそうに泳いでいました。

メダカを最後に見たのは何時だったか忘れてしまうくらい以前のことだったと思います。

瓶とメダカと布袋葵...、ちゃんと演出された光景を偶然ながら見掛けることが出来て、ちょっと気分が良かったです。

もちろん、涼しげな感じでしたよ...。

森の中...、白い紫陽花

紫陽花先週の日曜日、里山に早朝散歩に行って来ました。

車を停めて、ものの3分ほど里山に入って行くだけで....、里山の周りを巡っている道路の交通量は少なくはないのですが...、もう既に車の音は響い来なくなりました。

実際には耳を澄ませば、聞こえていたのかもしれません。
森の光景に意識が惹き込まれていたのだと思います。

この日、歩いた里山は、ここ数年の間に、その一部は<市民感覚的に>手が加えられてしまったんですが、まだ手が加えられていない森も残っています。

ちょっと歩き難い程度の感じは嫌いではないので、時折、この森を訪れては、適当に歩いています。

このあまり手が入っていない森は、結構、鬱蒼としています。
湿地もあり、小さな池もあり、野鳥も数多く住みかとしています。
雨が降れば、きっと靴はその日以降は、履く気になれない程汚れてしまう...、土と緑だけに覆われた起伏が激しい森なのです。

ですから、基本、綺麗な花が咲いている訳ではない筈なんですが...、ある場所だけに、紫陽花が群れるように咲いていたんですね。

実は、この日、この紫陽花を捜し見るために、この森に入ったんです。

半年ほど前、やはり、休日の早朝にこの森を歩いていて、<この場所>で枯れ朽ちていた紫陽花を見付けたんです。
誰かが種を蒔いたのかもしれません。でも、丁寧に蒔かれたと言うほどでもない...、鳥が種を落としたと言うのはちょっと話が出来過ぎている。

半年前の朽ちた紫陽花のかたちも悪くなかったので、紫陽花が咲く時季がちょっと楽しみだったんです。

森の中は、ちょっと鬱蒼とした緑に覆われています。
紫陽花は、真っ白な花を付けて咲いていました。

青紫や赤紫と言った<色>が付いている訳ではないんですが、とっても瑞々しくて、直感的に<綺麗>と感じさせる色艶をしていたんです。

いつも陽光が挿し込む訳ではない森の中でみる白い紫陽花は、その綺麗さとは別に、印象として新鮮な感じだったんです。

<白>と言う色も、<花>の色としては、既に完結しているんですね。
これから何か色を加える訳ではない、何か色が足らない訳でもない。
十分にあざやかな色としての<白>なんです。

里山と言っても、適当に鬱蒼とした森の中の紫陽花です....、あまり、見掛ける光景じゃないと思います。

休日の朝、少しだけ早く起きてみると...、ちょっとだけ感情に響く出来事に巡りあうことが出来たと言うお話でした。

ご近所の枝垂れ桜...、曇のち雨

sakura.jpg先日このBlogでご紹介をした"枝垂れ桜"です。

あれから4日経ちました。
暖かい日が続いたため、5分から6分ほど咲き始めています。

ただ、今日の名古屋のお天気は午後から雨。

桜の写真を撮るには、晴れているよりも曇の方が、綺麗に撮れると仄聞したことがありましたので....、試してみました。

確かに、薄いベールが覆っているみたいで、幻想的なイメージとなりました。

雨が上がっても、もう少し楽しませてくれそうです。

ご近所の桜/枝垂れ桜、まだまだ蕾ですが

まだ蕾のようですが、あと数日もするとお店から歩いてすぐの交差点(とても交通量の多い交差点なんですが)に枝垂れ桜が植えられています。

この枝垂れ桜は、植えられた翌年(10年くらい前かな)から少しずつ花を付けるようになって、今では街の中では珍しいほど綺麗な枝垂れ桜となりました。

ただ、この枝垂れ桜は、少々気が早いらしく、名古屋の桜の開花情報が出る2週間ほど早く花を咲かせます。

実は、この枝垂れ桜なんですが、この交差点に植えられたのは....、この桜のある場所から通りを挟んだところにお寺があって、そのお寺から伸び出している染井吉野の桜が際立つほど立派だったんです。そこで、この交差点にもう一つ桜をと目論みがあって植えられたようなのです。

ただ、この枝垂れ桜が、いつも早く花を付けてしまうので、お寺の桜が咲く頃には、葉桜になっている...、思惑通りには行かなかったようです。

さて、この写真は"今日の桜"です。
まだ蕾ですが...、もう咲きかけている花もありました。

もう桜の季節なんですね...


*最寄りの地下鉄の駅から5分以内にお店はあるんですが、地下から上がると方向感覚がずれてしまい、駅とお店の位置関係が分からなくなると言われることがあります。
この枝垂れ桜なんですが、ご案内している駅の出口から見えるんですね。一年中咲いていてくれると「桜の咲いている交差点」なんてお伝えをすることが出来るんですが...。

良いお年をお迎え下さいませ..

寒椿今年も残りわずかとなりました。
12月は例年になく寒い日が続いた様に思います。

お店にご来店されるお客様も12月になってからは「今年は寒いですね..」などとお話をされる方が多いように思います。

着物専門店としてお客様をお迎えしていると、こうした冬ならば寒さについての装い..、真綿の織物に羽織/コート。新年を迎える時季となれば、新春を想わせる染帯など..、季節や時季折々の着物/帯、装いのお話となることがあります。
その時季を想わせる装いを想い巡らせる...、和服ならでは趣向かと思います。

さて、こちらの写真画像は椿の花...、寒椿です。街路樹として植えられていたものです。葉の間に隠れるように、咲き始めていました。
鉛色の空が一日を覆っていたような日の夕方近くでしたので、この寒椿の姿と色彩をみていると僅かな間ですが寒さを忘れさせてくれるような想いがしました。

今年一年、このBlogのご愛顧を頂きまして有難うございました。
また、来年もよろしくお願い致します。