Fashion Inspiration
先日、amazon.co.jpで購入したお気に入りの本をご紹介します。
"ファッション・インスピレーション/Fashion Inspiration"
エリザベス・ウォーカー(著)
グラフィック社(刊)
どんな本なのかと言うと..、要するにポートレイト写真集です。
ただ、その内容がちょっと凄まじいんです。
テンガロンハットを被った若き日のポールニューマン、レザージャケットのジョージマイケル、煌びやかなドレスのマリリンモンロー...、着物姿でボーリングをする京都の芸者、ロイドメガネの藤田嗣治、パイプをくわえて日光浴をするウィリアムフォークナー(米国の小説家です/もちろん名前だけで読んだことなんてありません)...、若き日のオードリーヘップバーンやブリジットバルドー...、とどめは、1955年に日本の何処かの街角(交差点)で撮られた着物姿の女工さん(何故って感じですが、妙に違和感がないのも面白いんです)...。
アメリカ/ヨーロッパのファッションモデル、俳優、ミュージシャン、文化人、そして普通の人々(?)..、写真が記録した"ある時代"の"ある国"の"人々"が掲載されています。
誰もが着飾り、誰もが気取っています。
この写真に映っている人は、有名人/セレブであれ、ごく普通の人であれ..、時代を経ても、やたら"カッコいい"んです。
Fashionと言うもの"時代"や"文化"や"その人"の美意識が昇華されたものなのだと教えてくれそうな写真ばかりです。
掲載されている写真は470枚以上...、本そのものも分厚いんです。
表紙の女性は...、英国のファッションモデルさんとの事です。
着ているスーツは、そこそこ時代を感じさせるものかもしれませんが..、撮影した写真家のセンスが良いのか、それともモデルさんの雰囲気なのか..、なんとなくIntelligenceなCultureを感じさせてくれます。
"おまけ"として..、掲載されたポートレイトをちょっとだけご紹介します。
英国の女優、歌手のシャーロットランプリング。
イタリア映画「愛の嵐」はランプリングの代表作。
この本のキャプションではメンズジャケットを着ていると記載されています。
ランプリングが着ているメンズジャケットも良いかもしれませんが、ランプリングがつくっている"Style"が、ポートレイトとして絶妙なバランスを保っている様に思います。
帽子とランプリングの顔の大きさのコントラスト、ランプリングの腕と足のコントラスト..、このポートレイトは、わざわざ演出したのではなくて、どうやら彼女が出ている映画の撮影の合間に撮られたもののようです。
若き日のリチャードギアです。
1980年代初め「愛と青春の旅だち」と言うラブストーリを描いた映画がありましたね。主題歌も爆発的にヒットしました。
1990年代には「プリティ・ウーマン」。
こちらもラブストーリを描いた映画でした。
どちらもシンデレラストーリーでリチャードギアって嫌味なくらいカッコいいななんて思っていました。
リチャードギアと言えば、もうひとつ。
ラブストーリではないのですが、「アメリカン・ジゴロ」と言う映画が「愛と青春の旅だち」の少し前にありました。
「ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくるジゴロ」と言う悪い男を演じているのですが、実は、とてもFashionableな映画でした。
映画はリチャードギアが演じる主人公がBenzのオープンカーに乗ってビバリーヒルズのGiorgio Armaniに入って行くシーンから始まるんです。
想えば..、当時の欧米+日本が、当たり前の様に華やいでいた時代だったんですね。
この写真集を捲っていると、映画やFashionが、時代を確実に写して取っていることを教えてくれるようです。
"ファッション・インスピレーション/Fashion Inspiration"
映画やFashion、音楽、カルチャーに関心のある方には、ちょっと面白い写真本かもしれません。
"ファッション・インスピレーション/Fashion Inspiration"
エリザベス・ウォーカー(著)
グラフィック社(刊)
どんな本なのかと言うと..、要するにポートレイト写真集です。
ただ、その内容がちょっと凄まじいんです。
テンガロンハットを被った若き日のポールニューマン、レザージャケットのジョージマイケル、煌びやかなドレスのマリリンモンロー...、着物姿でボーリングをする京都の芸者、ロイドメガネの藤田嗣治、パイプをくわえて日光浴をするウィリアムフォークナー(米国の小説家です/もちろん名前だけで読んだことなんてありません)...、若き日のオードリーヘップバーンやブリジットバルドー...、とどめは、1955年に日本の何処かの街角(交差点)で撮られた着物姿の女工さん(何故って感じですが、妙に違和感がないのも面白いんです)...。
アメリカ/ヨーロッパのファッションモデル、俳優、ミュージシャン、文化人、そして普通の人々(?)..、写真が記録した"ある時代"の"ある国"の"人々"が掲載されています。
誰もが着飾り、誰もが気取っています。
この写真に映っている人は、有名人/セレブであれ、ごく普通の人であれ..、時代を経ても、やたら"カッコいい"んです。
Fashionと言うもの"時代"や"文化"や"その人"の美意識が昇華されたものなのだと教えてくれそうな写真ばかりです。
掲載されている写真は470枚以上...、本そのものも分厚いんです。
表紙の女性は...、英国のファッションモデルさんとの事です。
着ているスーツは、そこそこ時代を感じさせるものかもしれませんが..、撮影した写真家のセンスが良いのか、それともモデルさんの雰囲気なのか..、なんとなくIntelligenceなCultureを感じさせてくれます。
"おまけ"として..、掲載されたポートレイトをちょっとだけご紹介します。
英国の女優、歌手のシャーロットランプリング。
イタリア映画「愛の嵐」はランプリングの代表作。
この本のキャプションではメンズジャケットを着ていると記載されています。
ランプリングが着ているメンズジャケットも良いかもしれませんが、ランプリングがつくっている"Style"が、ポートレイトとして絶妙なバランスを保っている様に思います。
帽子とランプリングの顔の大きさのコントラスト、ランプリングの腕と足のコントラスト..、このポートレイトは、わざわざ演出したのではなくて、どうやら彼女が出ている映画の撮影の合間に撮られたもののようです。
若き日のリチャードギアです。
1980年代初め「愛と青春の旅だち」と言うラブストーリを描いた映画がありましたね。主題歌も爆発的にヒットしました。
1990年代には「プリティ・ウーマン」。
こちらもラブストーリを描いた映画でした。
どちらもシンデレラストーリーでリチャードギアって嫌味なくらいカッコいいななんて思っていました。
リチャードギアと言えば、もうひとつ。
ラブストーリではないのですが、「アメリカン・ジゴロ」と言う映画が「愛と青春の旅だち」の少し前にありました。
「ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくるジゴロ」と言う悪い男を演じているのですが、実は、とてもFashionableな映画でした。
映画はリチャードギアが演じる主人公がBenzのオープンカーに乗ってビバリーヒルズのGiorgio Armaniに入って行くシーンから始まるんです。
想えば..、当時の欧米+日本が、当たり前の様に華やいでいた時代だったんですね。
この写真集を捲っていると、映画やFashionが、時代を確実に写して取っていることを教えてくれるようです。
"ファッション・インスピレーション/Fashion Inspiration"
映画やFashion、音楽、カルチャーに関心のある方には、ちょっと面白い写真本かもしれません。