貴き西陣織..、薄絹の帯地/勝山健史

勝山健史 薄絹染織家にとって手掛けた<作品>が自身の美意識を表現する、あるいは、伝える術であるとするなら...、この西陣織から伝わってくるものは、制作者の意識なのかもしれません。

伝わってくるのは、"美しい"とか"綺麗"とかだけじゃない...、それらとは違う、それら以上の感覚を憶えるし、感性が感じられます。

西洋なのか..
東洋なのか..
日本なのか..
現代なのか..
古なのか...

制作者が、かつて、何かを眼にして、また何かを感じて...、そして、理想として求めた"かたち"や"姿"が、どうやら作品となっているようです。

"綾織の絹"と"箔"だけで織り上げられた<薄絹>の西陣織。
作家性、あるいは作品的であり、かつ、織人の巧みがある。


(綾織の西陣織/塩蔵繭.織糸使用)

街角の桜..、相変わらず"お見事"です。

街角の桜お店のご近所に咲いている桜..

車と人通りがつくる街の喧噪の中に咲いているんですが..、それでも桜花爛漫って感じの咲きっぷりです。

お見事..。