真糊糸目友禅:付下
《桐に蔦唐草》
『五七の桐』の家紋(紋章)は、古来より、皇室などの身分の高い家に使われた格式高い家紋ですが、菊花紋(天皇)、または、三つ葉葵(徳川家)の家紋のように禁止令の対象ではなかったため、家紋のなかでも広く使われている家紋のひとつになっています。
この『五七の桐』の《三つの葉》と《花》で構成されたデザインからは、単純に格式ある整ったデザイン性に加えて、純日本的な趣が感じられます。それは、皇室縁の家紋(紋章)のためなのかもしれません。
こちらに掲載をさせて頂いたお着物は、『五七の桐』をテーマに染め描かれた付下です。
落ち着いた、少しだけ緊張感を想わせる地色(薄灰桜色)に、蔦唐草と『五七の桐』が、真糊糸目友禅と日本刺繍で描かれています。また、僅かずつ刺繍や彩色を変えることで、『五七の桐』ひとつひとつにそれぞれが違う趣向が込められている様にも感じられます。そして、これら『五七の桐』は、蔦唐草が映す曲線の美しさを調和し、まるで舞っているかの様な流麗なイメージが表現されています。
一見すると、シンプルな構図でありながらも、この着物特有の存在感を伝えるのは、格調と趣をそなえた『五七の桐』の美意識が巧妙に活かされているからなのかもしれません。
柔らかな礼装感覚と、軽やかで洗練された趣が魅力の付下です。
慶事 パーティ 入卒式 茶会 華展などにお召し頂けます。
* | 真糊糸目友禅 付下:『桐に蔦唐草』の帯あわせ |
・ | 西陣織袋帯:『桧垣に瑞雲文』とあわせてみました。 |
・ | 西陣織袋帯:『連珠華文』(制作:洛風林)とあわせてみました。 |
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