金泥染帯:正倉院宝珠模様
塩瀬に金泥で描かれているのは宝珠です。
宝珠とは、仏教において仏やその教えを象徴する装飾です。
仏教が伝来した時代、仏教は単純に思想や宗教だけはなくて、教養、工芸、建築を始めとした文化にまで強い影響を与えました。その時代の最先端の文化は仏教から派生していたものばかりでした。宝珠にも、様々な形がありますが、格式高い寺院に伝えられて来た宝珠は、工芸品のとしても最高のクオリティを持っています。1000年以上前の工芸品であっても、そのデザインや細工の美しさは、時代を感じさせることはありません。
この染帯のデザインに使われた宝珠の出典は、正倉院御物だそうです。あらゆる宝珠の中で、最も貴い宝珠だったに違いありません。
深い紫色に金泥で描かれたこのデザインからは、何となく文化の薫りが感じられます。その薫りには、古臭くささはありません。日本的な品格とかに近い感覚かもしれないけれど、そんな品格に留まらない、趣がこの宝珠のデザインには感じられます。
無地感覚の小紋や、紋の付いた無地のお着物、江戸小紋などとあわせて頂けますが、無地織のお着物とあわせられても違和感はありません。
(金泥は、金粉を膠に混ぜたものです。この作品には、色と煌めきを控えた金泥が使われています)
* | 金泥染帯『正倉院宝珠模様』との着物あわせ |
・ | 江戸小紋(黒:角通しとあわせてみました |
・ | 草木染め手織紬(本場久米島紬)とあわせてみました |
・ | 経巻帯締とあわせてみました。 この組紐も古来から続く組紐です。 |
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