上原美智子(まゆ織工房)制作
あけずば織九寸名古屋帯
上原美智子さんが手掛ける「あけずば織」の「あけずば」とは、沖縄の言葉で「蜻蛉の羽」をことです。蚕が吐き出したままの極細の生糸を使い織られた織物(シルクストール)が、あたかも蜻蛉の羽のように、繊細で、軽く、そして、生命感に満ちていることに由来しています。
この織物は、沖縄の自然と繭に魅せられたそんな上原美智子さんの作品です。
自然から得られた素材だけで制作されたこの織物には、穏やかに心を包むかのような柔らかな空気感と制作者の前衛的な感性との美しい調和が感じられて来ます。まるで、自然の中に溶け込んで行きそうな素材感と造形デザインです。それは、野趣を漂わせながらも知的な煌めきを残しているかのようにも感じられます。制作者の心象風景に残った沖縄の空を舞う蜻蛉の姿を作品に重ねているのかもしれません。
一年を通じてお使い頂ける織物ですが、どちらかと言うと、絹の乾いた感じの素材感はお単衣から夏の時季に向いています。
=経歴=
1949年 | 沖縄那覇市に生まれる | |
1971年 | : | 染織家 柳悦博氏の工房で織物を学ぶ |
1974年 | : | 染織家 大城志津子氏に師事する |
1979年 | : | まゆ織工房を設立 |
2000年 | : | 東京近代美術館工芸館 永久コレクションに所蔵 |
那覇市南風原町にて制作を続ける |
* | 着物と帯のあわせ.. |
・ | 夏結城蚊絣(制作:野村半平)のお着物とあわせました。 |
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