手描きジャワ更紗九寸名古屋帯
Javanese Batik
Made in Indonesia
Produce by Reisia(藤井礼子)
インドネシアのジャワ更紗工房:Reisia(レイシア)で制作された手描きジャワ更紗染め帯です。
Reisiaが制作を手掛ける手描きジャワ更紗は、素材になる生地の制作から、図案構成、染色と制作に関わるすべての工程を近代化されていない職人さんの手仕事でつくられています。更紗模様は伝統的ジャワ更紗制作で使われるチャンチンを使ったろうけつ染め(蝋防染:バテック/Batik)を使い染め描かれています。Reisiaのろうけつ染めは、とても細密な仕事が施され、更紗模様のデザインとその彩色と調和して、エキゾチックで、とても綺麗に眼に映ります。
染め帯として制作されたReisiaの手描きジャワ更紗には、インドネシアで制作された手織絹布が使われています。この絹布は、ジャワ特有のろうけつ染めとの相性はとても良く、細密な更紗図案が綺麗に染め上がります。
伝統的なジャワ更紗には、インドネシアの文化や歴史が色濃く受け継がれています。同じジャワ更紗であっても、制作された土地によってデザインや描き方が違います。そのため、ジャワ更紗を見ると、その更紗がインドネシアのどこで制作されたかを、または描かれたデザインの意味を読み取ることも出来るそうです。
こちらに掲載をさせて頂いたジャワ更紗からは、亜熱帯特有の空気が色濃く伝わって来ません。モチーフになっている花のイメージも、野に咲く花と言うよりも、手入れに行き届いた庭園に咲く花を想わせます。「花更紗の村」と呼ばれるプカロンガンで制作されたジャワ更紗ですが、ヨーロッパのボタニカルデザインのイメージと重なります。
これは19世紀オランダ統治時代、ヨーロッパ諸国に向けて更紗が制作された名残なのかもしれません。特に、19世紀の英国では、庭園文化が爛熟期を迎え、屋内までもボタニカルな装飾デザインが持ち込まれた時代です。ジャワ更紗は上流邸宅の屋内を飾る美しい色彩とエキゾチックなデザインの布として愛好された歴史があります。
こちらに掲載をさせて頂いたジャワ更紗は、インドネシアの空気を漂わせながらも、100年以上前のヨーロッパ趣味を想わせてくれそうです。生地の色の加減もあるのかも知れませんが、なんだか良い香りが匂って来そうですね。
* | Reisia手描きジャワ更紗染帯『君がいた庭』の着物あわせ |
・ | 琉球かすり(制作:丸正織物)とあわせてみました。 |
・ | 首里道屯織(制作:山口良子)とあわせてました。 |
・ | 草木染め手織紬(梅/桜/くま柳)とあわせみました。 |
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