生紬 網代織 格子九寸名古屋帯(単衣/夏季)
未精練の織糸で手織りされた生紬九寸名古屋帯。
未精練の織糸とは、要するに、繭からつくられた糸に加工..、洗っていない、また、または洗い切っていない糸のことです。通常、繭からつくられた糸には、油分や不純物がついていて、硬くて、糸も不均一の"きなり"をしているんですが、染めやすく、織に適した織糸とするため、精錬、要するに洗うんです。精錬された糸は、むらの少ない綺麗な染色を期待できるし、また、生地として柔らかい質感を生み出すんです。
反対に、未精練の織糸を使い生地を織ると、硬い質感と張りが出てきます。また、打ち込みが荒くなり、緯糸と経糸を細かくみると、極々僅かな隙間を確認できます。
こうした未精練の織糸は、単衣や夏季の生地素材を制作するために使われています。
こちらに掲載をさせて頂いた織帯は、未精錬の織糸を使い、手機で織られています。
特に難しい織物ではありません。しかし、量産や機械織で織られた織物とは、ちょっと雰囲気が違います。手機特有の"あいまいさ"の加減があって、実際にお使いになると、ちょっとした手仕事の雰囲気が出てきます。
浴衣、紅梅小紋や奥州小紋、綿織物、麻織物などを想定して取り扱いをはじめたのですが、軽い夏織物にもお使い頂いても、お着物と帯のバランスが崩れるものではありません。
お単衣/夏季の軽めのお着物にお使い下さい。
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