澤田麻衣子 制作:型絵染め麻帯
『月桃と銀杏』
単衣/夏帯
大麻布に型絵で染められた単衣から夏季にお使い頂くために染められた帯地。
生地は大麻布。染められた図案は「月桃と銀杏」。制作は、日本工芸染織展などに型絵染め作品を発表している染色家:澤田麻衣子さんが手掛けています。
こちらに掲載をさせて頂きました作品からは、型絵染めならでは絵画な雰囲気が伝わって来ます。
作品に描かれているのは『月桃と銀杏』。月桃は沖縄/九州に分布する亜熱帯の植物で、秋になると赤い実を付けます。奄美/沖縄の風景が描かれた絵画でもテーマとして採り上げられる植物です。この月桃の実と銀杏の葉が、まるで小躍りしているかのように、布一面に染め描かれています。季節が表現されていると言うよりも、月桃の実と銀杏の葉の『かたち』のユーモラスなデザイン表現がテーマになっているように感じられます。
眼にした「かたち」を、心赴くままにデザインされた型絵染め作品です。
藍色の濃淡だけの彩色にも関わらず、不思議なくらい色淋しさはありません。きっとデザインの豊かさが、眼に映る以上の色彩イメージを運んで来てくれているのかもしれません。
夏からお単衣にかけての紬のお着物、麻のお着物にあわせてお使い頂けます。
* | 素材として使用されているこの大麻布は、よくある麻布よりも柔らかくて、しっとりとしています。帯として締めやすい生地感覚の麻です。 |
=経歴= | |
1994年 | 文化女子大学 テキスタイルコース 卒業 |
1995年 | 新潟 茜工房で型絵染めを始める |
1996年 | 京都 栗山工房に入社 二代目栗山吉三郎に師事 |
2004年 | 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2005年 | 第29回 全国伝統的品コンクール入選 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2006年 | 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2017年 | 第51回日本伝統工芸染織展 型絵染着物「夏霞」 入選 |
2018年 | 第47回日本伝統工芸近畿展 型絵染着物「雨待花」 入選 |
2019年 | 第48回日本伝統工芸近畿展 型絵染着物「風雅紫苑」 京都新聞賞 |
2019年 | 第53回日本伝統工芸染織展 型絵染着物「蒼然の風」 入選 |
* | 着物と帯のあわせ |
・ | 夏久米島:みじん格子きものとあわせてみました。 |
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