澤田麻衣子 制作:型絵染め帯
『なでしこ』
単衣/夏帯
紬布に型絵で染められた夏帯。
生地は夏紬布、染められた図案は「撫子の花」です。
制作は、日本工芸染織展などに型絵染め作品を発表している染色家:澤田麻衣子さんが手掛けています。
型絵染めは、着物/帯の図案を染め描く染色手法ですが、手描き友禅や小紋染めとは随分と染め描かれたイメージに違いが生じます。型絵染めには、古典的な着物/帯のデザインイメージから離れ、制作者の印象性が色濃く反映された絵画的な雰囲気が残ります。
こちらに掲載をさせて頂きました型絵染めにも、制作者の作品テーマに対するイマジネーションが綺麗に表現されていると思います。夏紬布の中に、余すところなく撫子の花が染め描かれています。こうした光景は、制作者のイメージの中で培われた光景の様に感じられます。心の中に浮かぶ「なでしこ」が美的な感性に任せて描き、色が付けられているかのようです。
明るさと涼感に満ちたとても素敵な夏帯です。
夏からお単衣にかけての紬のお着物、麻のお着物にあわせてお使い頂けます。
=経歴= | |
1994年 | 文化女子大学 テキスタイルコース 卒業 |
1995年 | 新潟 茜工房で型絵染めを始める |
1996年 | 京都 栗山工房に入社 二代目栗山吉三郎に師事 |
2004年 | 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2005年 | 第29回 全国伝統的品コンクール入選 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2006年 | 熊本 くらしの工芸展 入選 |
2017年 | 第51回日本伝統工芸染織展 型絵染着物「夏霞」 入選 |
2018年 | 第47回日本伝統工芸近畿展 型絵染着物「雨待花」 入選 |
2019年 | 第48回日本伝統工芸近畿展 型絵染着物「風雅紫苑」 京都新聞賞 |
2019年 | 第53回日本伝統工芸染織展 型絵染着物「蒼然の風」 入選 |
* | 着物と帯のあわせ |
・ | 琉球壁上布とあわせました。 |
・ | 小千谷ちぢみ(麻織着尺)とあわせました。 |
・ | 夏塩沢 小絣とあわせてみました。 |
・ | 白たか上布とあわせてみました。 |
*下段のフォームよりご注文を承ります。
・ | この商品は、お仕立てを伴うお誂えご注文となりますので、ご注文主さまのご希望により、お仕立て前にお手元でお品の確認をして頂く事が出来ます。「お手元でお品の確認」の詳細はこちらのPageでご案内を致しております。 |
・ | お届けに掛かる送料は無料対象商品です。 |
・ | 名古屋帯のお仕立てには、以下のお仕立方法がございます。ご注文の際にご指定下さい。
帯のお仕立てについてはこちらのPageでご案内させて頂いています。 |
・ | 特に、ご指定のない場合は、名古屋帯仕立てとさせて頂きます。 お分かりにならない場合は、ご注文の際に「相談」をお選び下さいませ。 後ほど、詳細なご案内をさせて頂きます。 |
・ | 帯芯に硬さにつきましては、お品の素材を勘案して理想的な硬さの帯芯を提案致します。 帯芯の硬さにご希望がございましたら、お申し付け下さいませ。 |
・ | 帯のお仕立てに要する期間は、仕立屋に渡す日から起算して約10日をご予定下さい。 |
・ | こちらのお品についてのご質問などがございましたら、最下段の質問フォームよりお問合せを承っております。 また、直接、お電話によるお問合せも承ります。 商品に関わる内容だけではなくて、お仕立て方法、ご購入方法についても、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。(052)262-5638 受付時間 10;00-18;30 |
・ | なお、実店舗での販売もしているため、ご注文を頂いた時点で販売済みとなっている場合もございます。 この点に付きましては、ご了承下さいます様、お願い致します。 |